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STORY

今から約54年前、日本の上空にて新たな島が発見された

その名はジュノラマ王国。

人口約73億人。

未だに数えきれていないほどのエリアにわかれる非常に大きな島であった。

人口とは言うものの見た目はひどく醜く、恐らくまた新たな生物との雑種。

いや、エリートハーフであるとオーキド博士は言っている。

国の中心都市「プニュムニララチュパチュルリラ」にそびえるジュノラマ城。

そこに暮らす二人の小娘と一人の小息子がいた。

 

長男ユーレノは毎週金曜日に行われる舞踏会にてピアノ演奏をまかされ

長女デトミルは城の畑で農作業

次女ヨシコは仕立て屋を営みながら料理人をしている。


やつらは国王に仕えるふりをしながら懸命に働き、ぞんざいな扱いを受ける毎日に飽き飽きしていた。

ある日、城のなかに開かずの間を発見する。

限られた者しか中に入れないことは知っていたが、三人は一斉にドアノブに手をかけた。

 

すると、幾千もの瞬きとともにその扉の封印は解かれ、三人は中へ侵入する。

そこには古びた箱があり、中には大きな本と羊皮紙、ヘビのかたちをした杖のようなものが入っていた。

本によるとこの国の下には島がいくつもあり、人間という動物が何匹も生息している。

 

さらに、同封してあるコブラのステッキを持ち、呪文を唱えるとワープできるそうなのだ。

三人は恐る恐るステッキを振りかざした。

すると再び

幾千もの瞬きとともに三人は宙に浮いた。

そして奴らは決意する
この世界をわたしたちのものにしてみせる。

そして同時に気付いた。

わたしたちはそのために生まれてきたと。

奴らの進撃が今始まる。
華麗なる魔術をとくとご覧あれ...

 

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